優勝候補の天理大が開幕2連勝を飾った。前半15分に左ラインアウトからモールを押し込み先制トライ。同22分にも2本目のトライを奪い主導権を握った。

 後半は一時、同点に追いつかれるも、FWが35分にスクラムトライを奪うなど奮起し引き離しに成功。FWが自慢な京産大のお株を奪う戦いぶりだった。小松監督は「向こうもスクラムにこだわってやってきている中で、いい形で(スクラムトライを)取れて良かった。FWは勝っているのにBKのミスでかみ合わなかった。BKがキックで(FWを)前に出して、勝負できるようにしていかないと」と振り返った。

 京産大は開幕2連敗。次節は天理大が関学大(9日、大阪・鶴見緑地)、京産大が立命大(16日、京都・宝が池)と対戦する。