高校総体優勝の福岡第一が、89-75で広島皆実に勝ち、ベスト8に進んだ。

 福岡第一は、話題の双子の兄・重冨周希と弟・友希が攻守で活躍。前半を48-23のダブルスコアで折り返した。そして、第3Qまで各Q序盤に流れを作ると、2人ともプレー時間16分51秒でお役御免となった。

 前日の中部大第一戦では57-69で迎えた第4Qで逆転、84-80で薄氷を踏む勝利となった福岡第一。井手口孝コーチは「昨日はたいへんだった。負けたような試合で、子どもたちには『今日から始まるぞ。集中してしっかりやろう』と話した」という。

 結果はその通りにでき、控え選手がコートに立つ時間も多くできた。井手口コーチは「今日はプレータイムをシェアできて良かった」と、前日の激戦で疲れがたまったレギュラー陣を休ませられたことを喜んだ。

 明日は市船橋戦。「相手には合わさない。かけっこ勝負する」と同コーチは走り勝つことをテーマに掲げていた。