高校総体準優勝の東山(京都)が、興南(沖縄)に93-70で貫禄勝ちし、ベスト8進出を決めた。

 東山は第1Qを31-15とする順調な立ち上がり。しかし、試合中盤から第4Qの入りまでは興南に追い上げを許した。一時、69-62と7点差に迫られたが、最後は山内佑真(3年)の3点シュートなどで突き放した。

 エース岡田侑大(3年)はこの日も39得点と大活躍。206センチのパトリック(2年)も高さを生かしたゴールを決め、31得点をマークした。

 大沢徹也コーチは「我慢する時間が長く続いたが、乗り越えられたので次につながると思う」と点差には表れない激闘を制し、手応えを感じた様子。「パトリックはファウルでイライラしていたが、最後は落ちついたできた。岡田からパトリックへの(シュート)パスのタイミングがずれることもあったが、明日は大丈夫と期待している」と、得点源2人の連携に期待していた。