佐賀工が9トライで快勝発進した。

 前半7分、ゴール前15メートルのスクラムから左へ展開して先制。序盤からペースをつかみ、今年の強みであるBK攻撃がことごとく決まり得点を重ねた。キッカーを務める主将の高校日本代表候補SO龍野光太朗(3年)もGK9本中8本、PG1本を決める安定ぶりで勝利に貢献した。次はシード常翔学園が相手だが、この日目立ったパスミスなどを修正し必勝を期す。仁位(にい)岳寛監督(40)は次戦へ「シード相手だが今までやってきたことを全力で出しきるだけ」と意気込んだ。