島根県代表の石見智翠館が、完封で東農大二を退けた。

 前半6分にフランカー中島俊輔(3年)が左中間に先制トライ。その後も中島が計3トライを挙げるなど、攻撃を緩めずに合計7トライを奪った。

 前回大会は4強入り。安藤哲治監督(42)は「危ない場面もあったが、無失点に抑えたのは合格です。(現チームは)昨年のチームを超えるバランスの良さがある。次につなげたい」と話した。

 前半28分に左中間にトライを挙げた高校日本代表候補のWTB仁熊秀斗(3年)は「初戦なので緊張しましたけど、じょじょにリズムをつかむことができた。FW陣が頑張ってくれたおかげです。昨年はベスト4に入ったので、今回は優勝を目指している」と意欲的だった。

 次は元日に報徳学園との対戦となる