バスケットボール男子の東アジア選手権は6日、長野市ホワイトリングで準決勝が行われ、A組1位の日本はB組2位の台湾に73-78で敗れ、決勝進出はならなかった。今日7日の3位決定戦で中国と対戦する。

 日本は第1クオーター(Q)からシュートが決まらず、肝心なところでミスを連発。20点差がついた第3Q3分過ぎにはリードガードの富樫勇樹(千葉)が右足を負傷し一時退場。追い上げムードもしぼんだ。チーム唯一の大学生の馬場雄大(筑波大)は「気持ちの部分で最初から相手に圧倒された。簡単なミスや相手にリバウンドを取られた」と反省。Bリーグ元年で、飛躍を期待された日本代表だが、同じ世界ランキング48位の台湾に敗れ、甘さを露呈した形となった。