今日28日に開幕する柔道の世界選手権(ブダペスト)男子100キロ級代表の羽賀龍之介(26=旭化成)が同日、成田空港から出発し、軽量級代表の吉報を心待ちにした。

 東海大の後輩で60キロ級代表高藤直寿(24)と永山竜樹(21)は24日に出国し、この日、試合が行われる。羽賀が現地到着時には結果が出ている頃で「(日程が遅い重量級の)後半組は、前の結果やメダルが少しは気になる。金メダル0個で俺のところに回ってくることはないと予測しているし、良い結果でプレッシャーをかけてくると思う」と期待した。

 前回の15年大会(アスタナ)では初出場で金メダルを獲得。「プレッシャーは常にある」としながら「2連覇への挑戦はモチベーションが上がるし、しっかりと勝って(優勝者に与えられる)赤ゼッケンを死守したい」と闘志を燃やした。