男女各1階級が行われ、男子81キロ級でリオデジャネイロ五輪銅メダルの永瀬貴規(旭化成)は、4回戦でダフラト・ボボノフ(ウズベキスタン)に延長で反則負けして敗退し、2連覇を逃した。日本男子は第1日から3階級の頂点を独占していた。

 初戦の2回戦から勝ち進んだ永瀬は4回戦の序盤に技を仕掛け、相手と絡んだ際に右膝を負傷。試合を続行したが、指導三つを受けて敗れた。日本勢が81キロ級でメダルを逃すのは2大会ぶり。

 女子63キロ級に日本選手は派遣されていない。日本勢は第3日までの男女6階級のうち、女子57キロ級を除く5階級を制覇。全階級で計8個のメダルを獲得していたが、大会第4日で連続メダルが途切れた。