団体総合が行われ、日本(松原、杉本、鈴木、竹中、国井、横田)はフープで18・400点、ロープ・ボールで18・250点の合計36・650点で銅メダルを獲得した。同種目の表彰台は、当時強豪国のソ連やブルガリアがボイコットした1975年大会での銀メダル以来、42年ぶり。

 ロシアが37・700点で2連覇し、ブルガリアが36・950点で2位だった。

 日本は3日の種目別決勝に両種目とも予選4位で進出した。2年前の前回大会では種目別のリボンで銅メダルを獲得している。

 ◆松原梨恵の話 元気で明るいところがチームの取りえ。つらかった時も明るく声を掛け合った。本番前もいい雰囲気でまとまっていた。

 ◆杉本早裕吏の話 うれしいの一言。東京五輪があるので(リオデジャネイロ五輪後の)1年目からメダルを取りたいという気持ちが全員強かった。

 ◆鈴木歩佳の話 自信を持ってフロアに立つだけだった。最後まで強い気持ちでやり切れたのが良かった。

 ◆竹中七海の話 (補欠を含む)10人でここまでやってきてこの結果が出てうれしい。応援してくれた方々に感謝しかない。

 ◆国井麻緒の話 自信を持って堂々とフロアに立てた。周りを感じて楽しんで踊ることができた。

 ◆横田葵子の話 信じられないくらいうれしい気持ち。緊張はしたが、5人で一つの演技をできた。

 ◆山崎浩子・日本体操協会強化本部長の話 このチームの良さはカバー力。粘って粘ってミスを最小限にとどめた。戦える集団になった。