千葉ジェッツがホーム開幕戦で京都ハンナリーズに快勝し、開幕から3連勝を飾った。日本代表の司令塔・富樫勇樹(24)が、18得点、6アシスト、3スティールと大活躍。相手ゴール下に積極的に切れ込んで最初のシュートを決めると、カットイン、3点シュート、絶妙なパスと、京都の守備を翻弄(ほんろう)した。

 新加入のギャビン・エドワーズが20得点。マイケル・パーカーが13得点。アキ・チェンバースもチームが苦しいところで、攻守に貢献した。千葉の大野篤史監督は「とてもいい試合だった。ディフェンスでしっかり守ってくる京都に、自分たちの時間をつくることができないところもあったが、選手たちが粘って、自分たちのペースをもってくることをしっかりやってくれた」と選手たちの戦いを評価した。

 富樫は「去年は(得点源の)タイラー・ストーンがいたが、今年は誰かがクリエーティブプレーをしなければいけないので、去年以上にアグレッシブにゴールへ向かっている。もっとプレーの質を上げていきたい」と意欲的に話した。