フリースタイルスキー男子モーグルの堀島行真(19=中京大)が12日、スイス合宿から成田空港着の帰国した。

 平昌五輪は「ダブルフルツイスト」と「コーク1080」と最高難度のエアを並べるプログラム構成の意向を明かし、合宿で重点的に練習した「ダブルフルツイストのランディングが決まるようになってきた」と手応えを語った。その構成はW杯歴最多勝利記録を持つミカエル・キングズベリー(カナダ)と同じになる予想される。世界選手権2冠の男は真っ向勝負で挑んでいく。

 本格的な雪上練習となったスイス合宿ではキングズベリーと練習場が同じだった。「久しぶり」「いい夏過ごしたか?」などとコミュニケーションを取ったという。そして金メダルを争う最大のライバルの仕上がりを見て「スピードがすごく上がっている。その中でも安定している。レベルが1つ飛び抜けている」と驚かされた。自身のダイナミックな板の動きなど長所を生かして「越えられるようにしていきたい」と力を込めた。