東地区3位の川崎ブレイブサンダースは、昨年王者の栃木ブレックスに敗れ、今季5敗目を喫した。

 第1Q、エースのニック・ファジーカス(32)が12得点を挙げ、20-12とリードを広げる。第2、第3Qでも点差はそのまま維持し、迎えた第4Q。残り55秒で栃木の田臥勇太(37)にジャンプショットを決められ、83-83の同点とされる。残り4・3秒で、ジョシュ・デービス(26)がシュートを決め85-83とするも、残り1・1秒で栃木のライアン・ロシター(28)に3ポイントシュートを許し、逆転負けを喫した。

 主将の篠山竜青(29)は「スリーポイントを簡単に打たれてしまった。後半ディフェンスがゆるくなり、僕らが勝利をプレゼントしてしまったようなものです」と悔しがった。

 11日、12日に行われる栃木との2連戦のチケットは、両日とも9日時点で全席種が完売しており、満員のファンが見守る中で惜しくも敗れた。

 12日に行われる栃木戦は、同会場で午後2時5分開始予定。