06年トリノ五輪女子スノーボードクロスで7位に入るなど3度の五輪に出場し、現在は新種目ビッグエアに取り組む藤森由香(31=アルビレックス新潟)が13日、代表が有力な来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪を最後に第一線を退く意向を明かした。

 9位だったイタリア・ミラノでのW杯第1戦から成田空港に帰国し、「今回の平昌を最後にする予定でいる」と“代表引退”を口にした。国際スキー連盟主催の国際大会などは出場せず、22年北京五輪は目指さない予定という。「悔いの残らないよう、やりたい滑りを出せるようにしたい」と集大成への意気込みを語った。