予選が行われ、国際大会のグランプリ(GP)で8月に2勝を挙げるなど夏場から好調が続く26歳の小林潤志郎(雪印メグミルクが)が、K点(120メートル)を6メートル越え、3位で本戦に進んだ。予選前の公式練習からジャンプが安定しており「助走がしっかりしている。自分のいいジャンプができている」と充実感を漂わせた。

 W杯の個人戦では2014~15年シーズンの13位が最高。夏に好調でも、助走路の滑りの感覚が変わる冬にうまく対応できない選手もいるだけに「トップ10に入れるようにしたい」と表情を引き締めた。