八雲学園が初のベスト4進出を決めた。25日の3回戦徳山商工(山口)戦で女子の1試合最多得点記録(62得点)を樹立した奥山理々嘉(2年)を軸に相手を序盤から圧倒。2試合連続の3ケタ得点で破壊力を見せつけた。

 この日の準々決勝でも42得点を挙げた奥山は「自分に厳しいマークが付いて攻めづらかったけれど、逆にフリーな選手を探してパスを出すことを心掛けた」と振り返った。序盤は相手のゾーンディフェンスをアウトサイドからのシュートで攻略。その後はパスワークと速攻で試合を支配した。準決勝は安城学園(愛知)と対戦。頂点への視界が開けてきた。