ロシアのムトコ副首相は5日、2月の平昌(ピョンチャン)五輪にロシアから個人資格で参加できる選手のリストに関する情報を国際オリンピック委員会(IOC)から8日に受け取る予定と明らかにした。タス通信が報じた。

 ムトコ氏によると、ロシア・オリンピック委員会は平昌五輪に参加する可能性のある選手として350人のリストをIOCに提出済みで、8日はこれに対するIOCの最初の反応になるという。ムトコ氏は「どの選手に問題があるか知らされることになる」と語った。

 ロシアは国ぐるみのドーピング問題でIOCから平昌五輪への選手団派遣を禁止された。一定の条件をクリアして潔白を証明した選手は個人資格での参加が可能だが、国旗や国歌の使用は禁じられている。