張本智和(14=エリートアカデミー)が男女通じて史上最年少優勝を飾った。10度目の優勝を狙うエース水谷隼(28=木下グループ)を4-2で破った。

 試合後は「今まで卓球やってきた中で一番最高の瞬間です。相手の方が経験値が上ですけど、自分がもっともっと思い切って攻められたので、結果が勝ちにつながってうれしいです。失うものはないので、思い切りいきました」と試合を振り返った。

 決勝が行われた東京体育館は、2年後の東京オリンピックの会場でもある。「ここで優勝できたのでもっともっと成長のスピードが上がると思う。2年後ここに戻ってきて、(シングルス、団体で)金メダル2つ取れるように頑張ります」を力強く話した。