元世界4位で、同27位の錦織圭(28=日清食品)が、右手首のけがから復帰後、初のツアー大会はベスト4に終わった。同11位で昨年全米準優勝のアンダーソンに1-6、6-3、6-7のフルセットで敗れた。

 錦織は、第1セット、サーブの不調で、ダブルフォールトがからみ1ゲームしか奪えず。第2セットは修正し6-3で奪い返した。最終セットは、ともにサービスキープでタイブレークに突入。錦織は序盤で3-1とリードしたが、4-3から4ポイントを連取され力尽きた。

 しかし、今大会、4試合を戦って右手首は異常なし。この日、疲れからか右足の太もものマッサージを受け、テーピングをしたが、大きなけがではないだろう。次戦は26日に開幕するメキシコ・オープン(アカプルコ)に出場する予定だ。