平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)で銅メダルに輝いたLS北見の藤沢五月(26)、SC軽井沢クの山口剛史(33)のペアが、4連勝でA組のトップをひた走っている。この日の初戦でチーム島根を10-3で下すと、続くチーム稚内戦でも11-1と大勝。2試合ともに前半から試合の主導権を握り、圧倒した。

 初戦は藤沢が山口と決めていたルールを守らず、試合中に「ちゃんとやってよ」と活を入れられたが、2試合目はしっかりコミュニケーションを取り、着実に得点を重ねた。藤沢は「パーフェクトではないが、大きなミスもなくできた。個人的にはドローの感覚もつかめてきた。試合の中での変化があるのでうまく対応できれば」と話した。

 同じく五輪ペアの吉田姉妹の姉知那美(26)と同クの清水徹郎(30)もこの日の2戦を勝利し、3連勝でB組のトップに立っている。吉田知は「勝ち負けより、2人とも4人制の頭から抜け出すことを課題に試行錯誤している。試合の中で成長していければ」と前向きに話した。