男子プロバスケットボールBリーグの理事会が20日、都内で行われ、18-19年シーズンのチャンピオンシップ(CS)の準々決勝、準決勝の第1、第2戦の勝敗が並んだ場合に行われる第3戦は、別日に10分×4クオーター(Q)の1試合を行うことが決まった。これまでは第2戦終了から20分の休憩後に前後半5分ずつを実施していた。大河正明チェアマン(60)は3季目で方式を変更したことについて「BリーグのCSのブランド力、もう1戦やることでの収入面も含めての判断」と説明した。試合は3日連続になるのか、1日休息日を置くかどうか等の日程についてはこれから議論を重ねる。開催場所に関しては第1、第2戦と同じアリーナを使用。決勝はこれまでと同じく一発勝負となる。残留プレーオフに関しては未定。

 また、18-19年シーズンからの外国籍選手がコートに立つ人数を制限する「オンザコートルール」の変更も発表された。B1、B2ともに第1Qから第4Qまでそれぞれ外国籍選手2人に加え、日本国籍を取得した「帰化選手」も1人コートに立つことが可能となった。これまでのルールでは、外国籍選手1人と帰化選手1人までが最大だったが、この変更によって外国籍選手の出場できる場面が増えたことになる。大河チェアマンは「帰化選手の国籍が日本ということを尊重した。半年以上、1年近く議論を重ねた。日本代表の強化にもつながるし、外国籍選手からプレータイムを勝ち取る日本人ビッグマンが出てきて欲しい」と期待を寄せた。

 加えて、各地区分けも発表された。18-19年シーズンの東地区はレバンガ北海道、秋田ノーザンハピネッツ、栃木ブレックス、千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷。中地区は川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ、新潟アルビレックスBB、富山グラウジーズ、三遠ネオフェニックス、シーホース三河。西地区は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、滋賀レイクスターズ、京都ハンナリーズ、大阪エヴェッサ、ライジングゼファー福岡、琉球ゴールデンキングス。