関東学生アメリカンフットボール連盟は7月31日、都内での臨時理事会後に記者会見を開き、関西学院大の選手を悪質な反則で負傷させた問題で、18年度シーズン終了まで公式試合の出場資格停止とした日大について、出場停止を解除しないと発表した。日大は秋のリーグ戦への出場が不可能となり7試合とも不戦敗となる。

 日大フェニックスはチーム再建に着手する。公式戦の出場資格停止処分の解除を見送られたが、新監督に内定している元立命大コーチの橋詰功氏は、そのまま監督として指揮を執る方向で、Xリーグでコーチを務める人物のコーチ就任も決まっている。外部有識者7人による日大アメフト部監督・コーチ選考委員会のメンバーで、Xリーグ・アサヒビールの有馬ヘッドコーチは「時間があるので、じっくりチーム作りができる」と前向きにとらえる。

 一時はOB以外を対象としたコーチ就任についても、選手側からは、総退陣した事件当時の指導陣の中で2人のコーチの復帰を熱望する声もあり、OBを加えることも検討していく。選考委による新監督、新コーチの選定について、関東学連の検証委は、選考基準と手続きもおおむね問題ないとしており、チームの輪郭はできつつある。