至学館大は7日、レスリング部の新体制を発表し、監督を置かないことを決めた。同大は、前監督の栄和人氏が、五輪4連覇中の伊調馨(ALSOK)に対するパワーハラスメントが認定されたにもかかわらず、その行動に反省がないとして監督を解任。後任人事に吉田沙保里の名前が挙がるなど注目されたが、結局、新監督は選任しなかった。

 チームは選手ファーストに生まれ変わる。これまでの監督一極集中を反省し、スローガンに「夢追人」を掲げ、1stチームと、これをサポートする2ndチームによる集団指導で役割分担を明確にする新体制を発足。指揮はコーチ2人が執り、選手の主体性を求めていく方針にしていく。同大の谷岡郁子学長はこれまで、吉田選手に監督就任を打診する可能性について「あり得ると思う」と話していた。