世界12位で第8シードの錦織圭(28=日清食品)が4強入りを逃した。同2位で第1シードの強敵ロジャー・フェデラー(37=スイス)に4-6、6-7で敗れた。第1セット、第1ゲームから6度のジュース合戦にもつれるなど、開始から白熱の試合展開。第1セットは一時1-4まで追い詰められたが4-5まで粘る。結局4-6で失ったが、見せ場はつくった。第2セットも奮闘した。1-3から逆転し6-5まで持ち込む。6-6となりタイブレークに持ち込んだが、最後はフェデラーのパワーと巧みな技術の前に連続でセットを失った。

錦織は前回対戦しフルセットの末に敗れた17年全豪オープン4回戦に続き、これでフェデラーに5連敗。14年3月のソニー・オープンから勝利を奪えず、対戦成績は錦織の2勝6敗となった。