今大会台風の目、福山平成大が東海大を3-1で破り、初の決勝進出を果たした。

福山平成大は、第1セットを主将のウイングスパイカー迫田敦志(4年)のバックアタックなどで27-25で制すると、試合の流れをつかんだ。第2セットを連取の後、第3セットこそ東海大に意地を見せられたが、第4セット終盤のシーソーゲームでは選手全員で踏ん張り、勝ちきった。

「厳しい時は自分に(ボールを)持ってこいとセッターに言ってあった」という迫田。「接戦を取り切るのが福山平成」と胸を張った。

3回戦の日体大に続き、全国優勝校を撃破した。この勢いに乗れば、日本一も夢ではなくなってきた。迫田は「明日はもっと厳しい試合になる。ブロックからの切り返しと早い攻撃をする。ここまできたら目標は優勝」と、日本一をしっかり目標にかかげた。

【男子準決勝】

福山平成大3(27-25、25-22、19-25、30-28)0東海大

<主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事