昨年大会3位の京都ハンナリーズが、大阪エヴェッサに69-51で勝利し、2年連続の準決勝進出を決めた。

第1クオーター(Q)からじわじわと点差を引き離し、第2Qでは大阪のリバウンド8本に対して16本を獲得。固い守備で大阪の得点を6点のみに抑え、35-20と大きくリードを広げる。ジュリアン・マブンガ(28)、デイヴィッド・サイモン(36)が得点をけん引し、司令塔伊藤達哉(24)も11得点と躍動した。

伊藤は「(Bリーグの)レギュラーシーズンで5連敗していて負け癖が付きつつあったけれど、出だしからいい入りができた」と振り返った。シーズンの悪い流れを断ち切ったことも大きな意味をもつとし、「勝てたことが大きい。ここから浮上のきっかけにしたい」と12日の栃木ブレックスとの準決勝に向けて意気込んだ。