バドミントン日本代表が28日、遠征先のインドネシアから帰国した。女子ダブルス世界ランク1位の福島由紀(25)、広田彩花(24=岐阜トリッキーパンダース)組は初戦となったマレーシアマスターズで優勝。順調なスタートを切った。

福島は「先月所属チームでフィジカル面や細かい連係など気付かない部分をアドバイスをもらいながら練習できた」と話し、広田も「最初の試合で優勝できたのは良かった」と振り返った。

2週目のインドネシアマスターズでは、マレーシアマスターズで勝利した韓国ペアに0-2で1回戦負け。攻め続けるスタイルを相手に研究され、前で広田が決めるところもしっかりと返された。昨年から勢いの出てきた韓国ペアについて福島は「諦めない気持ちを出してきたのにプレッシャーを感じた」と話した。

課題も見つかったという2人。広田は「いい面と悪い面両方あったが、次につながる2週間だったと思う」と話す。23日からはドイツオープンと、全英オープンと再び海外遠征に出発する。しっかりと結果を残し、5月か始まる五輪レースへの足掛かりとする。