海外20カ国86人を含む1848人が参加して行われ、男子50キロは、2度の五輪出場歴がある吉田圭伸(32=自衛隊体育学校)が、2時間28分44秒1で制した。

吉田圭はW杯遠征から1月8日に帰国後、気管支炎を発症。「せきが止まらず4日間自宅から1歩も出なかった」。しかし、この日の勝利で自身出場5度目となる世界選手権(20日開幕、オーストリア・ゼーフェルト)へ弾みをつけた。

女子50キロは、水木彩(20=自衛隊体育学校)が2時間48分18秒1で優勝。「初出場で勝ててうれしい」と笑顔だった。

<各優勝記録>

▽男子50キロ

【1位】吉田圭伸(自衛隊)2時間28分44秒1

▽同25キロ

【1位】吉田悠真(JR北海道)1時間10分15秒9

▽女子50キロ

【1位】水木彩(自衛隊)2時間48分18秒1

▽同25キロ

【1位】竹田千夏(自衛隊)1時間25分22秒4