「これ要ります?」の第9回はソフトボール日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチ(HC=55)です。企画の趣旨を伝え聞いた上で「以前の人とかぶらないように」と、昨年夏まで代表で着用していたフード付きウエアをいただきました。

■読者1人にプレゼント

現在の代表ウエアを着て登場した宇津木HCは「手袋もあったし、Tシャツはさすがに臭いが…」といろいろ悩んだ結果「温かくて今でも遠征に着ていく」という愛用の一品を提供してくれた。柔らかく肌触りのいいミズノ製。中国でプレーしていたころから道具も同社の製品を使用。「ミズノしか使ってこなかった」というほどの愛着だ。

これまでもいろいろな物をプレゼントしてきた宇津木HC。選手時代にシドニー、アテネと五輪2大会で主砲として活躍した記憶はファンの胸に刻まれている。「ソフトボールをやっている人に当たって欲しい」と願う一方で「ファンの人たちは40歳前後の方たちが多く、ちょうど新聞を読む世代なのでいいかも」と笑顔で語った。

「本当にこれ応募来るんですか?」と不安な表情をみせたが、ご安心下さい。現役時代から日本代表を引っ張ってきたあなたの功績は日本中のソフトボールファンが知っていますよ。

上野由岐子らを擁して金メダルを獲得した北京五輪以来12年ぶりに復活するソフトボール。今回のウエアには「連覇」に向け、熱血指導を行う宇津木HCの汗と情熱が込められている。【松熊洋介】

◆応募方法 プレゼント希望者は、はがきに住所、氏名、このページの感想を明記の上、〒104・8055(住所不要)日刊スポーツ新聞社スポーツ部「これ要ります?(9)」係までご応募ください。2月12日到着分まで有効です。