柔道のグランドスラム(GS)パリ大会に出場した男女日本代表が12日、羽田空港に帰国した。男子60キロ級世界王者の高藤直寿(25=パーク24)は「勝って当たり前。相手が研究しきれない柔道が出来た」と満足げに振り返った。

昨年11月のGS大阪大会で初戦敗退し、今大会はリベンジの思いが強く「自信と評価を取り戻せた。(4月の世界選手権最終選考を兼ねる選抜体重別選手権に向け)しっかり優勝して、他の選手を黙らせたい。勝ち続ける」と自信をのぞかせた。