東京オリンピック(五輪)スケートボードを統括するワールドスケートが12日、五輪予選として各大会ごとに与えられるポイントを発表した。

東京五輪代表ストリート、パークとも男女各20人。今年10月以降に行われる世界選手権上位各3人と予選ポイントから算定された五輪ランキングで決まり、日本勢が出場できない場合には開催国枠1が与えられる。

ポイント最上位の世界選手権は1位8万点、2位6万4000点、3位5万1200点で250位の722点までが加算対象。プロツアーが1位6万点、5スターイベントが同4万点、大陸選手権が同1万点と続く。国内選手権にもポイントはつくが、優勝しても500点に抑えられた。

ポイントは発表されたものの、対象となる大会は不明なものも多い。ストリートのプロツアーは男子の堀米雄斗(20)が活躍し、今季から池田大亮(18)が参戦するSLSだが、パークは未定。世界最高峰のVANSシリーズに代わり、今年10月以降にワールドスケートが新設する予定だ。

Xゲームなどが該当すると予想された5スターイベントについても未定。新設されるパークのツアーも含めて7月末までに発表される。13日、横ノリ展示会の「インタースタイル」(パシフィコ横浜)を訪れたアジア大会パーク金メダルの笹岡健介(19)は「とりあえず、いろいろな大会に出るだけ」と話していた。