平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)銅メダルのロコ・ソラーレは3-11で中部電力に敗れ、3年ぶりの優勝はならなかった。

同点の第5エンド(E)、スキップ藤沢五月(27)のラストショットはハウス手前のストーンに当たり大量4失点につながった。続く有利な後攻の第6エンドでも3失点。中盤で主導権を握られた。今大会は1次リーグ、プレーオフ、決勝と中部電力に3戦3敗となった。藤沢は「中部電力さんがすごくうまかった。大会初日からずっと安定していた」とたたえた。

今季はW杯など国際大会を中心に出場していたため、国内大会は今回が初めてだった。海外強豪チームの対策に力を入れていたため、国内チームの情報はなかった。藤沢は「成長したチームのスタイルを知る術がなかった。相手のスタイルをさせない戦い方をもっともっと勉強しないといけない」と課題を挙げた。