2連覇を目指す日本を支える心強い「応援グッズ」がある。団体戦ならではの応援席。

6カ国の選手、スタッフがそれぞれのアイテムを用いて声援を送る場所だが、日本チームでは度々「平成」「令和」「よくやった!!」と墨で書かれた文字がテレビ画面に映し出されている。

大会前から選手たちは応援グッズを考案。「平成」「令和」といったフレーズが話題となり、主将を務めるアイスダンスの小松原美里(26=倉敷FSC)が両親にかけあった。最終的には小松原の父が筆を用いて執筆し、作成。娘は「結構(父に細かな点を)うるさくいった」と明かしながら「みんなが使ってくれていてうれしい。これなら博多弁とかも作れば良かった」と照れ笑いした。

種目の垣根を越えて一体となれる貴重な機会。この日からは女子シングルの坂本花織(19=シスメックス)も新グッズを持参したといい、応援席も盛り上がりを増している。