アイスホッケーのアジアリーグは23日、3月末で廃部となった日本製紙クレインズの後継チームに当たる東北海道クレインズの19-20年シーズン加盟が内定したと発表した。

運営会社の東北海道アイスホッケークラブ合同会社(札幌市)から同日、新規加盟申請があり、実行委員会で検討、承認された。総会での承認を経て正式加盟となるが、同リーグでは総会に先立って加盟チームのオーナーに電子メールで承諾を得る方針で、小林澄生チェアマン(68)は「新チームが一刻も早く動き出せるように配慮したい」と話した。

東北海道アイスホッケークラブ合同会社では、北海道を中心に100以上の企業から支援を取り付けるなどし、23日までに運営資金の一部約1億2500万円を集めた。代表の茅森健一氏(40)によると、本拠地はこれまでと変わらず釧路市とし、少なくとも15選手が残留予定という。今後も同社が中心となってスポンサーを探す。