スポーツ庁の鈴木大地長官(52)が15日、見事なダーツの腕前を披露した。ダーツ世界選手権の1つ「BDOワールド・プロフェッショナル・ダーツ・チャンピオンシップ(通称・レイクサイド)」をアジア人で初めて制した鈴木未来(みくる、37)の表敬訪問を受けた鈴木長官は、手ほどきを受けて挑戦。いきなりブル(中央)に入れて世界女王からも拍手を浴びた。

ダーツを年に1回以上プレーする国内の競技人口は580万人。プロ選手も約2000人いるという。世界一のトロフィーを持参した未来は「まだ大きな大会があるので、そこでも優勝したい」。五輪で実施されるアーチェリーや射撃と同じターゲットスポーツで、お年寄りから子どもまで楽しめるのがダーツの魅力。「誰でも楽しめるし、多くの人にダーツを知ってもらって、プレーしてほしい」と話していた。