テニスの4大大会今季第2戦、全仏オープンが26日、パリで開幕する。

悲願の4大大会初優勝に挑む世界7位の錦織圭(29=日清食品)は22日、センターコートに次ぐ規模のスザンヌ・ランラン・コートで約1時間半、練習を行った。同26位のベルダスコ(スペイン)を相手に、実戦形式の練習を交えながら、得意のストロークで打ち合った。ときおり、持病の疲労から来る腰痛なのか、腰を押さえる場面も見られた。腰にはテーピングがされていた。しかし、練習自体は、全く問題がなく終えた。

ベルダスコは、3月に長男が生まれたばかり。練習中に、コートサイドで妻アナさんと赤ちゃんが見守った。練習後には、ベルダスコが長男を手に抱き、錦織に見せる親ばかぶりを発揮。錦織も笑顔で赤ちゃんをあやしていた。

錦織の全仏の最高成績は、15、17年のベスト8だ。サーフェス別の勝率で、最も高い勝率を誇る赤土で、自身最高の4強以上に挑む。

 

◆全仏オープンは、WOWOWで5月26日~6月10日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。