男子決勝で、14年仁川アジア大会3冠の神本雄也(24=コナミスポーツ)がアクシデントに襲われた。

22日の予選をトップで決勝進出していた平行棒で、演技序盤に棒上でバランスを崩すと、木のバーに体を打ち付けながら落下した。そのまま動くことができず、演技を再開できないまま担架に乗せられて退場した。続く鉄棒も予選を首位通過していたが、棄権となった。

今大会は世界選手権(10月、ドイツ)の最終選考会で、決勝の結果も踏まえて5人中残り2人を選ぶ。4月の全日本選手権、5月のNHK杯の成績も選考対象となるため、好結果を残してきた神本が優位な立場にいるのは変わらない。

代表選手は午後5時以降に発表される。