飛び込みで東京五輪内定1号を狙う寺内健(38)坂井丞(26=ともにミキハウス)組が12日、世界選手権への出陣に向けて、韓国・光州の本番会場で最終調整を行った。2人で呼吸を合わせて練習。13日の男子シンクロ板飛び込みで8位以内に入れば、個人の名前として、全種目を通じて最速で東京切符を獲得する。

寺内は「8位以内」について「厳しいところにいますよ。やってみないとわからない。でも4位から15位ぐらいは(実力的に)ごっちゃになっている。8位以上を目指す中で結果はついてくる」と話した。坂井も「1本、1本で0・5点、1点と上げて自己ベストを出すこと。それが結果につながる」と口にした。

男子シンクロ板飛び込みは、予選が13日午前10時開始。上位12組が進出する決勝は午後8時45分から始まる。