宮本葉月(18=近大)榎本遼香(22=栃木DC)組が、女子シンクロ板飛び込み予選に登場した。4本目にミスが出て、合計253・50点で14位。決勝進出の上位12組に入ることができなかった。午後の決勝で8位以内に入れば、東京五輪代表に内定する形だった。

榎本、宮本組は1本目で42・60点、2本目で48・00点。この時点で8位につけた。しかし3本目の55・80点で10位に順位を落とし、4本目はともに入水が乱れて49・50点。、この時点で15位と決勝圏外に落ちた。

最後の5本目で57・60点を出したが、12位イタリアに3・87点及ばなかった。

2人は取材エリアで涙に暮れた。榎本は「確実に演技の質は上がっていると思ったが、それをこの舞台で狙った通りに出せなかった」。宮本は「緊張は想像以上でした。板に乗って名前を呼ばれて(笛が)ピッとなった瞬間に緊張がくる。足が震えていた。シンクロは2人が普通にいい演技ができれば、点は伸びる。個人で決めきれなかったということ。練習をしっかりしていきたい」と涙を流して口にした。