17年世界女王で5月に右脚を負傷した志々目愛(25=了徳寺大職)が銅メダルを獲得した。

東京オリンピック(五輪)に向けて、右脚手術を回避しての出場となったが「出るからには優勝を狙っていた。結果は悔しかったけど、支えてもらった方のためにもメダルを取れて良かった」。

ヤマ場となった準々決勝で、16年リオ五輪金メダルのケルメンディ(コソボ)に積極的に攻撃を仕掛けたが、3分49秒に3つ目の指導を受けて反則負け。敗者復活戦を勝ち上がり、元世界女王としての意地は見せた。