世界4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、東京オリンピック・イヤーの開幕戦を勝利で飾った。同23位のマリア・サカリ(ギリシャ)を6-2、6-7、6-3のフルセットで下し、フィセッテ新コーチとのコンビでも記念すべき初勝利となった。 18年シンシナティで苦杯を喫したこともあるファイターに打ち勝った。2回戦では米国の同14位ソフィア・ケニン(21)と戦う。



大 坂6-2
6-7
6-3
サカリ

第3セット


   101112
大 坂       
サカリ          

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第8ゲーム 大坂のサーブ。30-0からセンターへエースを決め40-0。ダブルフォールトで40-15としたが最後もエースを決め初戦を制した

▼第8ゲーム サカリのサーブ。大坂がサカリのきわどいショットのイン判定にチャレンジ、アウトとなり初手を取られるとその後乱れ大坂がブレーク

▼第7ゲーム 大坂が危なげなくキープ

▼第6ゲーム サカリのサーブ。30-15から大坂がフォアのクロスを決め30-30としたがサカリが連続ポイントでキープ

▼第5ゲーム 大坂がラブゲームでキープ

▼第4ゲーム サカリのサーブ。0-30から大坂のロブがアウトし15-30。サカリのリターンが連続で外れ大坂がブレーク

▼第3ゲーム 大坂がキープ

▼第2ゲーム サカリのサーブ。大坂は2度ジュースとしたが粘りきれず、サカリがキープ

▼第1ゲーム 大坂のサーブ。0-40からサカリがクロスへのリターンエースでブレーク

フォアハンドで返球する大坂なおみ(AP)
フォアハンドで返球する大坂なおみ(AP)

第2セット


   101112
大 坂       
サカリ      

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼タイブレーク サカリのサーブ。2-4から大坂が連続ミスで2-6とリードを許す。大坂のリターンエースで3-6、そのまま大坂のサービスエースで4-6としたが、最後はリターンがネットにかかり、このセットを落とす

▼第12ゲーム 大坂のサーブ。連続でミスし0-30。大坂のダウンザラインが決まり15-30。2連続エースで40-30。最後はサカリのライン際のショットのイン判定にチャレンジし、成功。タイブレークに突入

▼第11ゲーム サカリがキープ

▼第10ゲーム 大坂のサーブ。スマッシュに失敗するなどして15-30としたが、直後にエースを決めるなどしてキープ

・大坂がベンチで新コーチの指示を仰ぐ

▼第9ゲーム サカリがストレートでキープ

▼第8ゲーム 大坂がキープ

・サカリがベンチでコーチの指示を仰ぐ

▼第7ゲーム サカリのサーブ。40-15から大坂がバックハンドのリターンエースを決めるなど追い上げたがサカリがキープ

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。強いフォアをクロスに返し15-0。エースで30-0とするなど危なげなくキープ

▼第5ゲーム サカリのサーブ。大坂に粘られ40-30とされたがキープ

▼第4ゲーム 大坂がキープ

▼第3ゲーム サカリがキープ

▼第2ゲーム 大坂のサーブ。40-15からサカリが粘ってジュースとしたが大坂が連続ポイントを決めてキープ

▼第1ゲーム サカリのサーブ。40-15、大坂のリターンがアウト、サカリがキープ

プレー中、笑顔を見せる大坂なおみ(AP)
プレー中、笑顔を見せる大坂なおみ(AP)

第1セット


   101112
大 坂       
サカリ           

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第8ゲーム ラブゲームで大坂が第1セット奪取

▼第7ゲーム サカリのサーブ。15-40から大坂が決めてブレーク

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。15-15から3連続ポイントでキープ

▼第5ゲーム サカリのサーブ15-40から大坂が決めて初ブレーク

▼第4ゲーム 大坂のサーブ。15-40とされサカリのブレークポイント、大坂のリターンはネットにかかったが相手サイドに落ち30-40、その後サカリが連続でリターンをミスも、大坂が決めきれずジュース。再びアドバンテージを奪うとライン際ショットのアウト判定にチャレンジ、これが成功してキープ

▼第3ゲーム サカリのサーブ。30-15から強烈なバックハンドを決めるなど連続ポイントでキープ

▼第2ゲーム 40-15から強烈なサーブを決め大坂がキープ

▼第1ゲーム サカリのサーブでスタート。40-30からエースを決めてキープ


バックハンドで力強いショットを放つ大坂なおみ(AP)
バックハンドで力強いショットを放つ大坂なおみ(AP)