新体操日本代表「フェアリージャパン」が13日、熊本県芦北町での合宿を公開した。

山崎浩子強化本部長は「どういう状況でも自分たちをコントロールできるように」と狙いを説明。地方での短期合宿を増やしており、数百人の観衆の前で通常の練習を行った。

昨年9月の世界選手権では44年ぶりに団体総合で銀メダルを獲得。東京オリンピック(五輪)での頂点へ、新演技ではさらに難度を上げている。ミスが重なり、終盤には涙でコーチに「泣きの1回」を懇願する場面もあったが、客席からの手拍子も受けながら、強度の高い練習で向上を目指した。杉本早裕吏主将は「ミスしても手拍子を頂けて頑張れた」と感謝した。