【メルボルン=吉松忠弘】世界146位の伊藤竜馬(31=北日本物産)が、同123位プラジネシュ・グンネスワラン(インド)を6-4、6-2、7-5で破り、2回戦に進出した。

左ひざなどの故障を乗り越えての4大大会初戦突破に「何とも言えない気持ち。ここまであきらめないで、チャレンジしてきた。手術から思うようなプレーできず、毎日頑張ってきた」と笑顔を見せた。

次戦は、同大会最多7回の優勝を誇る第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。「ジョコビッチと対戦したいと思って1回戦は頑張った。コートで戦える喜びをかみしめて楽しみたい」と大物との対戦を待ち望んだ。