#おうちで作戦会議。日本カーリング協会が、公式ツイッターで新しい試みにチャレンジしている。国内トップ選手が試合の状況、ストーンの位置などを設定して、どの作戦をとるかを出題。コメント欄にはさまざまな意見が噴出。新型コロナウイルス感染拡大で自粛が続く中で、クイズ形式で興味をもってもらおうと、取り組んでいる。

17日の第2回は、14年ソチ五輪に出場した北海道銀行の小野寺佳歩(28)が出題した。ストーンの配置図とともに「10エンドゲームの4エンド目、スコアは1-1、後攻(赤)サードの1投目です」。3つの選択を用意して、投票・コメントを求めている。

カーリングは「氷上のチェス」と呼ばれて、技術とともに作戦が勝敗に大きなウエートを占める。選手同士のコミュニケーションも重要な要素となっている。試合の状況が想像しやすい競技の特性も相まって、年齢、性別を超えて、話し合うことが競技力向上のかぎとなっている。