B1新潟アルビレックスBBは9月30日、開幕の横浜戦(10月3、4日、アオーレ長岡)に向け、中之島体育館で練習を行った。

川崎から移籍してきたSF林翔太郎(25)の調子が上昇、得点源として開幕カード連勝を狙うチームをけん引する。

林は開幕前の緊張感を刺激にしていた。5対5の1本目ではPG五十嵐圭(40)らと同じチーム。攻守の素早い切り替えとリングへの積極的なアタックを披露。「シュートタッチは良くなってきた」と手応えを感じている。

プレシーズン全7試合でスタメンに名を連ね、そのうちの5試合で日本人選手最長の出場時間を記録するなど主力の1人に。3季在籍した川崎では開幕スタメンはなく、初の開幕スタメンの可能性が出てきた。それでも「意識はしていない。やってきたことを出せればいい」と自然体だ。

プレシーズン初戦の秋田戦ではチームトップの16得点をマーク。出場時間に見合ったスコアメークをしてきた。全体練習後のシュートの打ち込みが日課。体調により、コート往復ダッシュなど補強トレーニングも加えるなど、丁寧にコンディションを上げてきた。「2連勝。必ず勝つ」。強い言葉で白星スタートを誓った。【斎藤慎一郎】