18年柔道世界選手権男子81キロ級銀メダルの藤原崇太郎(22=日体大)が体重無差別で争う全日本選手権(12月26日、講道館)に出場することが16日、分かった。

全日本柔道連盟は例年、前大会の決勝進出者や前年のオリンピック(五輪)・世界王者らに推薦枠を与えていたが、今年は東京五輪代表と補欠らも対象とした。五輪補欠で初出場の藤原は、筋骨隆々で豊富なスタミナと返し技を武器に五輪代表の永瀬貴規と争った。減量前の体重は90キロ前後あり、好勝負が期待される。