女子で2位に入った樋口新葉(19=明大)が、自慢の趣味を明かした。

第1部と第2部の間に設けられたトークの場面で、会場にオカリナやトランペットを使って曲を奏でる自身の動画が紹介された。新型コロナウイルスによる自粛期間中も練習したといい「4年ぐらいずっとトランペットは趣味で習っているんですけれど、その練習の成果を(動画で)出した感じです」。進行役から「ぜひプログラムにオカリナやトランペットの音色を…」と振られると「絶対にないです」と笑顔で否定した。

今大会のフリーでは、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を競技会で初めて着氷させた。今後の目標を問われると「『心に残るスケーター』になりたいです。結果を残すことも、もちろんそうですし、滑りというか、表現とかも大事だと思う。そういった面でこの先、自分が引退してからも、心に残るようなスケーターになりたいです」と決意を示した。