ラグビーの23年W杯フランス大会の1次リーグ組み合わせ抽選会の結果を受け、フランスのトップ14、クレルモンで活躍する日本代表の松島幸太朗(27)が14日、マネジメント会社を通じてコメントを発表した。

世界ランキング10位の日本は、同2位のイングランド、同8位のアルゼンチンなどが入るD組に決まった。3度目のW杯出場を狙う松島は「イングランド、アルゼンチンとどちらも強いが、チャンスは十分にある。早くもモチベーションが高くなっているので楽しみで仕方がない」と強豪との対戦に興奮している様子。

19年W杯と同じく、1次リーグ突破して8強以上に進むためには、3勝が絶対条件とされる。「W杯は1敗でもしたらベスト8にいけなくなる可能性が相当高くなるので、自分たちにフォーカスを当てた方がよい。どっちかの試合に勝てれば、間違いなく勢いはつくと思う」。

フランスで世界最高峰のフィジカルラグビーを経験し、3年後の大舞台に向け準備を進める。27歳のトライゲッターは「(日本が)決勝に進出できるチームになり、優勝を目指したい。個人的には毎試合インパクトを残し、その大会で最も活躍した選手の1人になりたい」と青写真を描いた。