2大会ぶり出場の慶大が宿敵早大に敗れた。序盤に主力CTB三木亮弥を負傷で欠いた中、フランカー山本凱とNO8イサコ・エノサのトライで2度、10点差に迫ったが、ロック相部開哉主将は「圧力に耐え切れなかった」と得意のラインアウトでの苦戦を認めた。

一方で今季は対抗戦では明大、帝京から白星をつかむなど急成長。22大会ぶりに選手権出場を逃した昨季からV字回復した。栗原徹監督は「まだまだ成長途中だった」と惜しみつつ、最後は「早稲田に勝ってほしい」とエールを送った。