男子の仙台大明成(東北ブロック推薦・宮城)は、不戦勝で4年連続8強進出。対戦相手の開志国際(新潟)が1回戦(24日)で戦った専大付(東京)関係者に、新型コロナウイルス陽性者が出たとこの日発表された。今後、開志国際も濃厚接触者になる可能性があるため棄権。明成は当日の会場来場時に試合中止が伝えられた。

佐藤久夫監督(71)は「戦わなくて次のゲームに進めるのは『いいの?』という思いはある。戦ってなんぼの世界なので複雑だし、トーナメントゲームは階段ですから。1段1段ちゃんと踏んで上がってのトーナメント。その1段がなく、何とも言えません」。今日27日の準々決勝は2連覇中の福岡第一と対戦する。