京都勢対決は昨年4強の東山が、洛南に快勝して4年ぶりの決勝進出を決めた。第1クオーター(Q)で10点差を付けてペースを握ると前半を55-28で折り返した。後半に入っても計10アシストを決めた司令塔の米須玲音(3年)のゲームメークで得点を重ね、西部秀馬(2年)が26得点。米須自身も22得点を挙げて、同じ京都のライバルに20点差をつけた。
京都府の予選で洛南に72-82で敗れたビデオを徹底して分析した。オフェンスでのスペースの使い方。ディフェンスからの速攻など、1つ1つ細かくチェックして課題を解決した。「あの敗戦で自分たちのバスケットを1から見直すことができた。負けるのはいいことではないけれど、プラスにできた」と米須は振り返った。
相手は準々決勝の正智深谷(埼玉)戦で左足首を捻挫したチームの柱でもある190センチの司令塔、小川敦也(3年)が欠場していた。「今日は府予選のリベンジができることで絶対に勝とうと力が入った。小川選手が試合に出場できないと知って複雑な気持ちになってしまいましたが、勝負は勝負なので、全力で頑張りました」と西部は振り返った。
4年ぶりの決勝の舞台で仙台大明成(宮城)と対戦する。「1年から出場させてもらい、これまで先輩たちに迷惑をかけて優勝できなかった。今度こそ日本一とってOBの人たちに恩返ししたい」。悲願まであと1勝。米須の声が一段と気合を増した。


